

海外FXで利益が出ると、思い浮かぶのが法人口座だと思います。
XMなどでは法人口座が作れませんが、GEMFOREX(ゲムフォレックス)では法人口座の利用が可能です。
しかし法人口座はメリットがある一方で、逆に損してしまうことも有り得ます。
読者の皆さんが損しないよう、本記事ではGEMFOREX法人口座のメリット・デメリットから、どんな方におすすめかまで説明いたします!
GEMFOREX版法人口座の口座開設方法も画像付きで紹介していますので、最後までご覧くださいね。
GEMFOREX自体の魅力・利用するメリットはこちらの記事で紹介しています。
>>GEMFOREXを利用するメリットや独自の魅力をご紹介!
1月のGEMFOREXボーナス情報と最新スペックもまとめています!こちらもぜひご覧ください。
目次
法人口座と通常口座のスペックは変わらない
法人口座だと何か大きなスペック制限がかかるのではないか、と心配される方もいらっしゃると思います。
結論を申し上げますと、GEMFOREX法人口座のスペックは基本的に個人口座と変わりません。
GEMFOREXでは法人口座にした上で、個人口座と同スペックの「オールインワン口座」と「ノースプレッド口座」が利用できるということ。
表にしてふたつの口座を比較してみましょうか。
法人口座 | 個人口座 | |
---|---|---|
最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 |
レバレッジ制限 | 〜199万:1000倍 200万〜:500倍 | 〜199万:1000倍 200万〜:500倍 |
ボーナス | オールインワン口座のみ対象 | オールインワン口座のみ対象 |
最小ロット | 0.01Lot | 0.01Lot |
最大ロット | 50Lot | 50Lot |
通貨ペア数 | 44 | 44 |
自動売買 | 可能 | 可能 |
EA対応 | 対応 | 対応 |
この通り、GEMFOREXの法人口座は本当にスペックは変わらないんですね(笑)もちろんGEMFOREXの口座開設ボーナス・入金ボーナス・ジャックポットボーナスも受け取れます。
ではどこに違いがあるのかというと、GEMFOREXの法人口座と個人口座の違いは「税金面のみ」です。
この税金面の違いで、どんなメリットとデメリットが出てくるのか、解説していきましょう。
GEMFOREX法人口座を開設する4つのメリット
GEMFOREXの法人口座と個人口座の唯一の違いは「税金面のみ」と申し上げましたが、詳細には以下のようなメリットがあります。
ひとつひとつ説明していきますね。
①税率が低くなる場合がある
法人口座の方が税率が低くなるということですが、これは、そもそも法人と個人に対しての税率が異なるからです。GEMFOREXに限ったことではありません。
法人口座と個人口座の税率を表にしました。
口座種別 | 税金 | 税率 |
---|---|---|
個人口座 | 所得税 | 5~45% |
法人口座 | 法人税 | 15~23.2% |
このように、個人口座は所得税として、法人口座は法人税として課税されます。そして、それぞれの税率を見ていただきたいのですが、最大税率に大幅な差があるんですね。
つまり、法人口座は利益がどれだけ出たとしても、最大23.2%の税金で済むということ。
ただ、個人口座、法人口座それぞれ所得税、法人税以外の税金もかかってきますので、補足しておきましょう。
個人の場合の税金
個人口座での課税は、所得税の他に住民税が加わります。
- 所得税
- 住民税
所得税の税率は累進課税を採用しており、所得額によって変動します。
以下に、住民税を加えた所得ごとの税率表を用意しました。
所得金額 | 税率(総合課税+住民税10%) |
---|---|
1,000円 〜194.9万円 |
15% |
195万円 〜329.9万円 |
20% |
330万円 〜694.9万円 |
30% |
695万円 〜899.9万円 |
33% |
900万円 〜1,799.9万円 |
43% |
1,800万円 〜3,999.9万円 |
50% |
4,000万円〜 | 55% |
住民税を加えると最大55%もの課税になってしまいます。大きな利益を出している方は、FXで稼ぎ喜んだ後に絶望しないよう法人口座を作っておきましょう(笑)
法人の場合の税金
法人口座では、法人税以外にいくつかの税金がかかります。
設立する法人の形態によって異なりますが、全ての法人が支払う税金は以下です。
- 法人税
- 地方法人特別税
- 法人住民税
- 法人事業税
法人税は一概に「○○円以上で○%」とは言い切れません。
というのも、地方法人税などは、自治体によって税率が変わってくるからです。

少なくとも、利益額によっては個人口座での最大55%を下回ることができるでしょう。
②他事業との損益通算が可能
損益通算とは、損失と利益を相殺すること。つまり、損失が出てしまった場合でも、利益を合算して所得額として計上できるということ。
これの何がメリットかというと、計上する所得額が減ることで、納税額も減らすことができるんですね。
ただ、この損益通算は個人口座でも可能。法人口座との違いは、その損益通算ができる事業の幅です。
個人口座 | 海外FXと同じ「雑所得」に区分されるもののみ |
---|---|
法人口座 | 会社内の利益全て |
法人口座の場合、会社の利益であればFXでも、株式投資などでも、本業の収益でも、すべて同じ利益として扱われます。
一方で個人口座の場合、FXと株式投資の損益などを合算することはできません。
個人の場合は所得の種類がいくつにも区分され、種類が異なるものは損益通算できないからです。
FX以外に利益がある方には、かなりのメリットになり得ますよね。
③ 繰越損失の期間が長くなる
損益通算により損益を相殺できると説明いたしましたが、個人口座と法人口座では損失の繰り越しができる期間も異なります。
個人口座 | 3年間 |
---|---|
法人口座 | 9年間 |
このように、損失の繰越期間は個人口座だと3年が限度ですが、法人口座であれば9年間の繰越が認められています。

繰越期間が長ければ長いほど、損失を出した場合に翌年度以降の利益と合算できる可能性が高くなるというメリットがありますね。
④法人口座は経費計上できる範囲が広い
法人としてFXのトレードをすると、個人トレーダーよりも経費の幅が広がります。経費の幅が広がるということは、課税される所得分を減らせるということ。
法人化した場合に経費として計上できる代表的なものは以下。
- 役員報酬
- 支払家賃
- 保険料
中でも、法人化する際の代表的な税金対策が、「常勤役員への役員報酬」だと言われています。税金を抑えるポイントは、できるだけ多くの常勤役員に役員報酬を支払うこと。
たとえば経理の仕事などを分担すれば、家族でも常勤役員になることができます。
常勤役員へ支払った役員報酬や給与は経費となるため、所得を抑えることが可能なんですね。
⑤個人口座と同じボーナスを受け取れる
前述しましたように、GEMFOREXの法人口座・個人口座のスペック、ボーナスは同じです。
ということは、オールインワン口座を開設すれば、個人口座・法人口座の両方でボーナスを受け取ることができるんですね。
GEMFOREXでのボーナスは、全て両口座で獲得することが可能です。
ボーナス・キャンペーン名 | 内容 |
---|---|
口座開設ボーナス | ・未入金で最大20,000円 ・全員もらえる |
入金ボーナス | ・入金額の最大100%を還元 ・期間限定&抽選 |
ボーナスジャックポット | ・最大1000%入金ボーナス ・毎日抽選(ハズレなし) |
これはGEMFOREX法人口座の特権ですね・・・。
GEMFOREXで法人口座・個人口座を開設すれば、最大40,000円のボーナスを無料で受け取れるので、是非うまく利用してください!
なお、GEMFOREXのボーナス詳細や、受け取り方については「GEMFOREXのボーナス・キャンペーン | 口座開設ボーナス・入金ボーナスの特徴と使い方」をご覧ください!
口座開設をする前に、準備しておきましょう。
GEMFOREXの法人口座を開設する3つのデメリット
ここまでGEMFOREXの法人口座のメリットをお伝えしましたが、法人口座にはいくつかデメリットも存在しますので説明していきます。
GEMFOREX法人口座の主なデメリットはこちらの3点。
こちらも説明していきますよ。
①法人設立時に手間と費用がかかる
法人口座を開設するには法人を設立しなければならず、その際にどうしても手間と費用が発生します。
どのくらいの費用がかかるのかは会社の種類によりますが、代表的な株式会社を設立しようとしている場合を表にしました。
項目 | 費用 |
---|---|
株式会社設立費用 | 約250,000円 |
会社の実印作成代 | 約5,000円 |
印鑑証明取得費 | 約300円×必要枚数 |
登記簿謄本の発行費 | 約500円×必要枚数 |
代行手数料 (設立を専門家に代行してもらう場合) |
約50,000円〜90,000円 |
会社を設立するだけで結構な費用ですよね。
そして会社設立の流れは大体こんな感じでしょうか。
- 会社設立事項の決定
- 定款の作成
- 出資金の払込み
- 登記書類の作成・申請
- 登記後手続き
かなり大まかですが、何も知らずに設立しようとしたらきっと挫折しますw
まあ言ってしまうと、わざわざ会社を設立しなくとも青色申告制度を利用することで、一定金額が所得から控除され税金対策を行うことも可能です。
青色申告制度は個人トレーダーでも利用できるため、利益が少ないうちは検討してみてもいいかもしれませんね。
②口座から自由にお金を引き出せない
GEMFOREXに限らず、海外FX業者の法人口座から利益を引き出す方法は、役員報酬の受け取りとなります。その他の方法で、利益を自由に引き出すことができません。
役員報酬に関しては、設定した金額であれば毎月引き出すことが可能です。
この役員報酬をいくらにするかでも税率は変わってきますので、、考えることが多いですね(笑)
③確定申告に手間がかかる
個人口座も同様ですが、海外FXで一定以上の利益を上げると確定申告が必要になります。
さらに法人口座は、個人口座に比べて確定申告が複雑になる点にご注意を。法人口座で得た利益は法人税や消費税に区分され、専門的な知識が必要になります。
法人口座を開設すると、確定申告は専門家を頼ることになりますので、たとえ赤字でもコストがかかってしまう点はデメリットですね・・・。
【画像解説】GEMFOREXの法人口座開設方法
ではここからは、GEMFOREXの法人口座の開設方法を説明します。
GEMFOREXの法人口座の開設の方法は、基本的に個人口座と大きく変わりません。
GEMFOREX法人口座の開設手順はこの通り。
- GEMFOREX口座開設フォームを開く
- 登録種別は「法人口座」を選択
- GEMFOREXからのメールを確認
画像付きで解説していきますね。
①GEMFOREX口座開設フォームを開く
まずはGEMFOREXの公式HPに入り、「リアル口座開設」をクリックまたはタップしましょう。
②登録種別は「法人口座」を選択
GEMFOREX口座開設ページが開いたら、口座タイプと登録種別を選択しましょう。
口座タイプは任意ですが、初めてGEMFOREXで口座開設する場合は、「日本円口座(オールインワン)」を選択しておけばいいですね。GEMFOREXでのボーナス対象口座です。
続いて登録種別ですが、ここで「法人口座」を選択します。
最後に、お名前とメールアドレスを入力していきましょう。
内容に誤りがないことを確認し、画面一番下の「内容送信」をクリックまたはタップします。
すると以下の画面が表示されます。
この画面が表示されると、登録したメールアドレスにGEMFOREXよりメールが届きます。
③GEMFOREXからのメールを確認
GEMFOREXからのメールはログイン情報が記載されたものが1通と、以下の口座番号やパスワードが記載されたメールの計2通が届きます。
こちらのGEMFOREXからのメールは今後必ず必要となりますので、スクリーショットなりで保存されることをおすすめします。
上記のログイン情報で、GEMFOREX法人口座へログインできれば口座開設は完了です。
④GEMFOREXに本人確認書類の提出
口座開設をすればGEMFOREXでトレードができるのですが、出金するには本人確認が必要になります。口座開設時点で済ませておきましょう。
GEMFOREXの法人口座で必要となる本人確認書類は以下の3つです。
- 身分証明書
- 身分証明書と本人が一緒に写っている写真
- 会社登記簿謄本
GEMFOREX個人口座で必要な住所証明の代わりに、会社登記簿謄本が必要となります。
本人確認書類提出後、GEMFOREX(ゲムフォレックス)側で審査が行われ、早ければ数時間で本人確認が完了します。
スムーズに出金するためにも、法人口座を開設してすぐに対応しておくといいですね。
GEMFOREX法人口座のよくある質問
最後に、GEMFOREXの法人口座に関する質問にお答えします。
ミラートレード・EAそれぞれの詳しい解説をご覧になりたい方は、以下の記事も参考どうぞ。
>>GEMFOREXのミラートレードのやり方伝授。評判とおすすめストラテジーも紹介
>>【GemTrade】GEMFOREXが提供するEAの評判とおすすめEAの使い方
継続して高収益が出る方におすすめな口座
今回はGEMFOREX(ゲムフォレックス)の法人口座のメリット・デメリット、口座開設の方法を紹介しました。
メリットとデメリットを踏まえた上で、GEMFOREXの法人口座を利用するべきなのは・・・
継続した高利益を出している方
もう、この一点に限りますかね(笑)
一概にこの金額以上の方とは言えませんが、大体1,000万以上をコンスタントに稼ぐ方は法人口座がおすすめでしょう。
メリット、デメリットをしっかり理解した上で、必要な方は法人口座を開設してみてください。