
FXトレードをするなら、取引コストは気になるもの。
それはGEMFOREXでも例外ではなく、GEMFOREXを利用する前にスプレッドを確認しておきたいですよね。
結論から言うと、オールインワン口座のスプレッドはやや広めです。
低スプレッドのロースプレッド口座・ガチゼロ口座を利用するなら話は別ですが、オールインワン口座でのトレードでは取引コストがストレスになるかもしれません。
>オールインワン口座のスプレッド一覧はこちら
>オールインワン口座と他社スタンダード口座のスプレッドを比較してみた
当記事では各口座タイプのスプレッドやスプ拡大の検証などを掲載しております。
GEMFOREXの利用を考えている方や取引コストが気になる方は、ぜひご覧ください。
1月のGEMFOREXボーナス情報と最新スペックもまとめています!こちらもぜひご覧ください。
目次
GEMFOREXのスプレッドに関する基礎知識
まずはGEMFOREX初心者の方向けに「GEMFOREXのスプレッドに関する基礎知識」からご説明します。
スプレッドのデータを見るうえで最低限知っておくべきポイントなので、まずはここをしっかりチェックしておきましょう!
GEMFOREXのスプレッドは変動制
FXのスプレッドは大きく分けると固定スプレッドと変動スプレッドの2種類があり、GEMFOREXでは変動スプレッドを採用しています。
- 国内FXで主流
- 原則FX業者が提示するスプレッドは固定
- 経済指標発表時などは例外的にスプレッドが広がる
- 海外FXで主流
- スプレッドは相場状況や時間帯に合わせて変動する
- スプレッドの変動傾向を掴めば、少ないコストで取引できる
GEMFOREXでは、すべての通貨ペアが変動スプレッド採用です。
変動スプレッドは相場の状況によって常にスプレッドが変わり、狭いときを狙えば低スプレッドで取引できるメリットがあります。
逆にスプレッドが広がるときはコストがかさむので、GEMFOREXではスプレッドがいつ、どれくらい拡大するのかを把握しておくことが重要です。
GEMFOREXは口座タイプごとに異なる
GEMFOREXには「オールインワン口座」、「ロースプレッド口座(旧ノースプレッド口座)」、「レバレッジ5000倍口座」「ガチゼロ口座」の4種類の口座タイプがあり、それぞれスプレッドが大きく異なります。
口座タイプ | オールインワン 口座 |
ロースプレッド 口座 |
5000倍 口座 |
ガチゼロ 口座 |
---|---|---|---|---|
主要通貨の 最小スプレッド |
1.5pips〜 | 0.0pips〜 | 1.5pips〜 | 0.0pips固定 |
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 5000倍 | 1000倍 |
自動売買 | ○ | × | × | × |
ボーナス | 口座開設ボーナス 入金ボーナス |
× | × | × |
※GEMFOREX公式サイトではオールインワン口座の初回預託金は100円となっていますが、実際には100円から入金できる入金方法がないため初回預託金は1,000円~となります。
GEMFOREXでスプレッド重視のトレードをするなら、ロースプレッド口座またはガチゼロ口座がいいでしょう。

ロースプレッド口座とガチゼロ口座は業界トップレベルの低スプレッドを誇りつつ、取引手数料0円を実現している口座タイプです。
オールインワン口座や5000倍口座でトレードするのと比べると、格段に取引コストを抑えられるでしょう。
スプレッド以外にも、口座タイプごとに異なる特徴はたくさんあります。各口座の違いをご覧になりたい方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
関連:GEMFOREX(ゲムフォレックス)のロースプレッド口座詳細!低スプレッドの実態を暴く
GEMFOREXのスプレッド一覧
ここからは、GEMFOREX全通貨ペアのスプレッドを口座タイプ別に見ていきます。
オールインワン口座
オールインワン口座のドル円などの通貨ペア、およびゴールドをはじめする貴金属のスプレッドは以下の通りです。
FX通貨ペア | 最小スプレッド※1 |
---|---|
USD/JPY | 1.7 pips |
CHF/JPY | 3.3 pips |
AUD/CAD | 3.1 pips |
AUD/JPY | 2.9 pips |
AUD/NZD | 3 pips |
AUD/USD | 2 pips |
AUD/CHF | 2.7 pips |
CAD/JPY | 3.1 pips |
EUR/AUD | 3.3 pips |
EUR/CAD | 2.2 pips |
EUR/CHF | 2.4 pips |
EUR/GBP | 2.1 pips |
EUR/JPY | 2.8 pips |
EUR/USD | 1.8 pips |
EUR/NZD | 4.6 pips |
EUR/ZAR | 235.8 pips |
GBP/AUD | 3.8 pips |
GBP/CHF | 4 pips |
GBP/JPY | 2.8 pips |
GBP/USD | 2.2 pips |
GBP/NZD | 6.9 pips |
GBP/CAD | 4.2 pips |
NZD/JPY | 2.9 pips |
NZD/USD | 3.0 pips |
USD/CAD | 2.2 pips |
USD/CHF | 3.3 pips |
USD/CNH | 18.4 pips |
USD/SGD | 3.4 pips |
USD/TRY | 109.7 pips |
USD/MXN | 183.8 pips |
USD/ZAR | 16 pips |
EUR/MXN | 180.1 pips |
EUR/NOK | 107.7 pips |
EUR/SEK | 71.8 pips |
MXN/JPY | 1.6 pips |
NZD/CAD | 3.5 pips |
NZD/CHF | 3.2 pips |
SGD/JPY | 13.3 pips |
USD/NOK | 83.4 pips |
USD/PLN | 41.3 pips |
USD/SEK | 41.5 pips |
XAU/USD | 3.1 pips |
XAG/USD | 3.1 pips |
XPT/USD | 3.8 pips |
※1:2023年1月4日のデータ
続いて、CFD銘柄のスプレッドです。
銘柄 | スプレッド※ |
---|---|
JPX/JPY | 1.1 pips |
ASX/AUD | 23 pips |
CAC/EUR | 16.4 pips |
DAXEUR | 20.5 pips |
DOW/USD | 31 pips |
ESX/EUR | 16 pips |
FTX/GBP | 21 pips |
S&P/USD | 8.5 pips |
HSX/HKD | 1.4 pips |
NAS/USD | 18.5 pips |
WTIUSD | 0.5 pips |
BRTGBP | 0.5 pips |
※2:2023年1月4日のリアルタイムスプレッド

半年前に測定したデータと比べると、以下のような発見がありました。
オールインワン口座のスプレッドは、年々広くなってきています。
両建てや大口取引など、ロットを多く張るトレードをする際にはスプレッド分のコストが大きくなってしまうでしょう。
ただし豪華なキャンペーンは健在なので、やや広めのスプレッドは多額のボーナスと相殺といった感じでしょうか。
ロースプレッド口座
GEMFOREXのロースプレッド口座のスプレッドは以下の通りです。
FX通貨ペア | 平均スプレッド※ |
---|---|
USD/JPY | 0.3 pips |
CHF/JPY | 1.4 pips |
AUD/CAD | 1.6 pips |
AUD/JPY | 1.0 pips |
AUD/NZD | 1.3ips |
AUD/USD | 0.7 pips |
AUD/CHF | 1.4 pips |
CAD/JPY | 1.2 pips |
EUR/AUD | 1.1 pips |
EUR/CAD | 1.5 pips |
EUR/CHF | 0.7 pips |
EUR/GBP | 0.5 pips |
EUR/JPY | 0.8 pips |
EUR/USD | 0.3 pips |
EUR/NZD | 2.2 pips |
EUR/ZAR | 280 pips |
GBP/AUD | 1.7 pips |
GBP/CHF | 1.3 pips |
GBP/JPY | 0.9 pips |
GBP/USD | 0.8 pips |
GBP/NZD | 2.8 pips |
GBP/CAD | 2 pips |
NZD/JPY | 1.1 pips |
NZD/USD | 1.0 pips |
USD/CAD | 0.8 pips |
USD/CHF | 0.4 pips |
USD/CNH | 15 pips |
USD/SGD | 3.2 pips |
USD/TRY | 20.3 pips |
USD/MXN | 65 pips |
USD/ZAR | 9.3 pips |
EUR/MXN | 130 pips |
EUR/NOK | 90 pips |
EUR/SEK | 270 pips |
MXN/JPY | 1.2 pips |
NZD/CAD | 1.8 pips |
NZD/CHF | 1.6 pips |
SGD/JPY | 2.2 pips |
USD/NOK | 90 pips |
USD/PLN | 32 pips |
USD/SEK | 28 pips |
XAU/USD | 1.9 pips |
XAG/USD | 2.2 pips |
XPT/USD | 18 pips |
※2023年1月4日現在の平均スプレッドをGEMFOREX公式から引用
GEMFOREXのロースプレッド口座は、スプレッドの狭さに特化しているだけあり、どの通貨ペアもオールインワン口座より格段に狭いスプレッドとなっています。
特にドル/円とユーロ/ドルは平均も狭いですが、最小はなんと0.0pipsという驚異的な狭さを実現。
さらにロースプレッド口座が更にすごいのが、このスプレッドの狭さに加えて、取引手数料が一切かからない点です。
海外FX業者の低スプレッドな口座タイプはスプレッド+取引手数料がデフォルトですが、GEMFOREXのロースプレッド口座は往復の取引手数料が無料になっています。
スプレッドのみで取引できるので、他業者の低スプレッドな口座タイプよりも圧倒的に低いコストで取引することができるでしょう。特にスキャルピングなんかはしやすいでしょうね。
関連:GEMFOREXでスキャルピングはできる?やるべき?【2022年最新】GEMFOREX(ゲムフォレックス)の通貨ペア一覧。各スプレッドやスワップは?
レバレッジ5000倍口座
GEMFOREXにはオールインワンとロースプレッドの他に、「レバレッジ5000倍」という口座タイプもあります。
以前は口座数限定の受付でしたが、2022年2月から無制限開放となり、GEMFOREXユーザーなら誰でもレバレッジ5000倍口座を開設できるようになりました。
スプレッドは以下の表にまとめています。
FX通貨ペア | 最小スプレッド※ |
---|---|
USD/JPY | 1.7 pips |
CHF/JPY | 3.3 pips |
AUD/CAD | 3.1 pips |
AUD/JPY | 2.9 pips |
AUD/NZD | 3 pips |
AUD/USD | 2 pips |
AUD/CHF | 2.7 pips |
CAD/JPY | 3.1 pips |
EUR/AUD | 3.3 pips |
EUR/CAD | 3.1 pips |
EUR/CHF | 2.4 pips |
EUR/GBP | 2.1 pips |
EUR/JPY | 2.8 pips |
EUR/USD | 1.8 pips |
EUR/NZD | 4.6 pips |
EUR/ZAR | 235.8 pips |
GBP/AUD | 3.8 pips |
GBP/CHF | 4 pips |
GBP/JPY | 2.8 pips |
GBP/USD | 2.2 pips |
GBP/NZD | 6.9 pips |
GBP/CAD | 4.2 pips |
NZD/JPY | 2.9 pips |
NZD/USD | 3.0 pips |
USD/CAD | 2.2 pips |
USD/CHF | 3.3 pips |
USD/CNH | 18.4 pips |
USD/SGD | 3.4 pips |
USD/TRY | 109.7 pips |
USD/MXN | 183.8 pips |
USD/ZAR | 16 pips |
EUR/MXN | 180.1 pips |
EUR/NOK | 107.7 pips |
EUR/SEK | 71.8 pips |
MXN/JPY | 1.6 pips |
NZD/CAD | 3.5 pips |
NZD/CHF | 3.2 pips |
SGD/JPY | 13.3 pips |
USD/NOK | 83.4 pips |
USD/PLN | 41.3 pips |
USD/SEK | 41.5 pips |
XAU/USD | 3.1 pips |
XAG/USD | 3.1 pips |
XPT/USD | 3.8 pips |
※2023年1月4日現在のスプレッドをGEMFOREX公式から引用
GEMFOREXのレバレッジ5000倍口座のスプレッドは、オールインワン口座とまったく同じ値です。
業界の中でも決して悪くないスプレッド環境でハイレバレッジを活用できるので、少ない資金でも十分に利益を伸ばすことができるでしょう。
関連:GEMFOREX(ゲムフォレックス)のレバレッジ5000倍口座を解説ガチゼロ口座
FX通貨ペア | 最小スプレッド※ |
---|---|
USD/JPY | 0 pips |
GBP/JPY | |
EUR/USD | |
EUR/JPY | |
GBP/USD | |
AUD/JPY | |
AUD/USD | |
USD/CAD | |
EUR/GBP | |
CAD/JPY | |
EUR/AUD | |
USD/CHF | |
NZD/USD | |
XAU/USD |
ガチゼロ口座は2022年7月に発表された口座タイプで、スプレッドは全銘柄0pips固定です。
また取引手数料も0円なので、取引コストを完ぺきに抑えてトレードすることができます。
ただし、この口座タイプはGEMFOREXから招待されたトレーダーしか利用できません。
まずはオールインワン口座やロースプレッド口座を開設して、GEMFOREXから招待が来るのを待ちましょう。
関連:GEMFOREXのガチゼロ口座とは?特徴や利用・開設方法を紹介GEMFOREXのスプレッドを他業者と比較
続いては、GEMFOREXと他の海外FX業者のスプレッドを比較していきます。
果たしてGEMFOREXのスプレッドは海外FX他社と比べて優秀なのでしょうか?
今回GEMFOREXと比較したのは、海外FX業者の中で最も知名度の高い「XM」と、スプレッドの狭さに定評のある「AXIORY」の2社です。オールインワン口座とロースプレッド口座、それぞれの口座タイプ別で比較した結果をご紹介していきます。
GEMFOREXと他社のスタンダード口座を比較
こちらは、GEMFOREXのオールインワン口座に相当する口座とのスプレッド比較表です。
※スマホの方は表を横にスクロールできます。
通貨ペア | GEMFOREX (オールインワン口座) | XM (スタンダード口座) | AXIORY (スタンダード口座) |
---|---|---|---|
USD/JPY | 1.7 pips | 1.6 pips | 1.6 pips |
EUR/JPY | 2.8pips | 2.3 pips | 2 pips |
GBP/JPY | 2.8 pips | 2.1 pips | 3.4 pips |
AUD/JPY | 2.9 pips | 3.2 pips | 3.3 pips |
CAD/JPY | 3.1 pips | 3.4 pips | 2 pips |
EUR/USD | 1.8 pips | 1.7 pips | 1.7 pips |
GBP/USD | 2.2 pips | 1.8 pips | 2 pips |
AUD/USD | 2 pips | 2.1 pips | 1.8 pips |

ここ数年でスプレッドが広くなってきたこともあり、GEMFOREXはAXIORYよりもスプレッドが大きくなっていますね。
また、XMと比べて若干スプレッドが広い通貨ペアが多いです。
数か月前はXMよりもGEMFOREXのスプレッドの方が少し狭かったのですが、GEMFOREXのスプレッド拡大傾向が続き、他業者よりもスプレッドが広くなってきています。
GEMFOREXと他社のECN口座を比較
続いて、GEMFOREXのロースプレッド口座と各FX業者のECN口座・低スプレッド口座を比較してみましょう
※スマホの方は表を横にスクロールできます。
通貨ペア | GEMFOREX (ロースプレッド口座) | XM (XM Zero口座) | AXIORY (ナノスプレッド/テラ口座) |
---|---|---|---|
取引手数料 (往復) | なし | 1.0 pips | 6usd |
USD/JPY | 0.3 pips | 0.1 pips | 0.6 pips |
EUR/JPY | 0.8 pips | 0.4 pips | 1.3 pips |
GBP/JPY | 0.9 pips | 1.2 pips | 2.2 pips |
AUD/JPY | 1.0 pips | 1.2 pips | 0.9 pips |
CAD/JPY | 1.2 pips | 1.4 pips | 1.6 pips |
EUR/USD | 0.3 pips | 0.1 pips | 0.3 pips |
GBP/USD | 0.8 pips | 0.2 pips | 1.7 pips |
AUD/USD | 0.7 pips | 0.4 pips | 0.6 pips |
低スプレッド口座での比較では、GEMFOREXのロースプレッド口座、XMのガチゼロ口座、AXIORYのナノ・テラ口座の3社とも同水準で拮抗していますね。
ただしXMのトレードでは設定されているスプレッドに加えて1.0pipsの手数料が、AXIORYでのトレードでは、6USD/往復の手数料が毎回発生します。
この点を考慮すると、実際のトレードではXMとAXIORYよりもGEMFOREXの方がコストを抑えて取引できるでしょうね。
スプレッドが広がるタイミング
GEMFOREXのスプレッドは変動制なので、相場の状況によっては大きく広がることもあります。
スプレッドの拡大で思わぬ損失を発生させないためには、広がりやすい時間帯や時期をあらかじめ知っておくことが重要になります。
GEMFOREXのスプレッドは、主に3つのタイミングで広がりやすくなります。
①主要な市場が閉まっている時間&期間
GEMFOREXのスプレッドは、取引参加者が著しく減る時間帯、主要市場が閉まる時期・時間帯に広がる傾向があります。
- 年末年始
- ゴールデンウィーク
- クリスマス
- 週末
- 早朝(2:00〜6:30)
特に週末の市場がクローズする間際の時間帯は、多くのFXトレーダーがポジションを整理して取引量が落ちるためスプレッドが広がりやすくなります。
初心者のうちは、早朝時の取引は避けるようにしましょう。また、週をまたいでポジションを持つのもおすすめできません。
もしGEMFOREXでポジションを持ち越す場合は、変動リスクに備えて必ず安全な水準までポジション量を調節しておくようにしてください。
②経済指標発表前後
GEMFOREXのスプレッドが広がりやすいタイミングの2つ目は、経済指標発表前後です。
- 米国雇用統計(毎月第一金曜日)
- 米連邦公開市場委員会
(FOMC)政策金利(年8回) - 欧州中央銀行
(ECB)政策金利(月1回)
特に米国雇用統計は全世界のFXトレーダーが注目する重要経済指標です。毎月第一金曜日の日本時間の22:30ごろに発表され、この時間帯はGEMFOREXだけでなく世界中のFX業者でスプレッドが広がる傾向があります。
経済指標発表前後は急激な為替の動きを恐れて取引を一時中断するトレーダーが増える影響もあり、GEMFOREXでも取引量が減少します。
経済指標発表前後は相場が大きく動くので稼ぎ時ではありますが、相場が読めないうちは取引を控えることをおすすめします。
③突発的なイベント時
GEMFOREXでスプレッドが広がるタイミングの3つ目は、相場を動かすような政治・経済における大きな出来事です。
- 大統領選挙
- 重要人物の発言
- 災害時
これらの事態は時に大きな利益を生む可能性があるものの、どちらかというとギャンブルトレードの要素が強いです。スプレッドもどう転ぶか分かりません。
もし事前に分かっていれば、取引を避けるのが無難でしょう。
災害や要人発言は予測することができないので、自分の取引している通貨ペアに関係のあるニュースは日々チェックを欠かさないようにしてください。
GEMFOREXのスプレッド拡大を検証【週末・週明けの早朝】
さて、ここでは先ほど紹介したGEMFOREXのスプレッドが広がりやすいそのタイミングで、実際にどれくらいスプレッドが拡大するのかを計測したデータ・リアルタイムスプレッドをご紹介いたします。
今回はGEMFOREXのMT4で、週末クローズ時から週明け早朝のスプレッドを検証しました。
- 口座タイプ:オールインワン口座
- 通貨ペア:USD/JPY、EUR/USD
- 計測時間:8月28日(土)4:00~8月30日(月)9:00
ドル円(USD/JPY)の場合
※グラフ上の時間はMT4時間(GMT+3)です
最大スプレッド | 平常時スプレッド |
---|---|
13pips | 1.6pips |
GEMFOREXの米ドル/円のスプレッドは平常時が1.6pipsほどで、深夜もそこまで極端には広がることはなかったのですが、早朝の6:00近くになると途端にスプレッドが急拡大しています。
スプレッドが最も広がったのは5:59で、最大で13pipsまで拡大しました。週明けもスプレッドはかなり高い状態からチャートが動いています。
6時台は終始不安定なスプレッドでした。7時以降から少しずつ狭くなっていきますが、平常時の水準に落ち着いたのは9:00以降です。
ユーロドル(EUR/USD)の場合
※グラフ上の時間はMT4時間(GMT+3)です
最大スプレッド | 平常時スプレッド |
---|---|
12.1pips | 1.8pips |
GEMFOREXのユーロ/米ドルのスプレッドは平常時が1.8pips前後で、基本的に安定性は高いのですがやはり早朝の6:00近くになると急拡大しました。
スプレッドが最も広がったのは5:59で、最大で12.1pipsまで拡大しています。週明け直後、6時台のスプレッドは非常に不安定で、3pips~6pipsあたりでの激しい変動が続いています。
しかし、7時台になると途端に2pips前後にまで落ち着き、9時台には平均が1.8pipsまで戻ります。
米ドル/円は徐々に拡大が落ち着いていくという感じでしたが、ユーロ/米ドルは一定の時間帯のみ大幅に動くような印象です。
GEMFOREXで取引コストを抑えてトレードする方法
GEMFOREXは年々スプレッドが広がりつつあります。
こうした状況下では、できる限りスプレッドを抑えてトレードしなくてはいけません。
そこでこの章では、GEMFOREXでスプレッドを抑えながら取引する方法についてみていきます。
- スプレッドが狭まる時間にトレードする
- ロースプレッド口座・ガチゼロ口座を利用する
それではひとつずつ見ていきましょう。
スプレッドが狭まる時間にトレードする
冒頭でご紹介した通り、GEMFOREXは変動制スプレッドを採用しています。
そのため、時間帯によってはスプレッドが狭い状態で取引できるのです。
そしてそのスプレッドが狭くなる時間とは、夕方16時~翌朝6時頃。特に、夜中の22時~深夜2時に狭くなりやすいと言われています。
変動制スプレッドは取引の流動性に影響を受け、取引が活発に行われて流動性が高いと狭くなり、トレードが鈍くなるとスプレッドが広がります。
そのため、トレーダ―の多いロンドン市場とニューヨーク市場の両方が開場している(トレードが活発に行われている)16~6時がスプレッドが狭くなりやすいのです。

変動制スプレッドは上記のように狭くなく時間帯がある一方で、早朝や経済指標発表時などのスプレッドが大幅に拡大する時間帯もあります。
スプレッドが広がる・狭まる時間帯を見極め、変動制スプレッドを活用しましょう。
GEMFOREX限定のロースプレッド口座・ガチゼロ口座を利用する
ふたつめの対策は、スプレッドが狭い・0pips固定のロースプレッド口座、ガチゼロ口座を利用することです。
このふたつの口座タイプは海外FX業界の中でもトップクラスの取引コストの低さを持ち、玄人から人気を集めています。

ただし、ロースプレッド口座は初期入金額30万円~であったり、ガチゼロ口座はGEMFOREXからの完全招待制口座であるなど、利用する壁が高いのも確か。
まずはオールインワン口座や5000倍口座を活用し、少なくとも30万円を目指して根気強く利益を上げる必要がありますね。
スプレッドコストの計算方法
この章では、スプレッドコストの計算方法についてご紹介します。必要なのはたったの3ステップです。
- トレードする通貨のリアルタイムスプレッドを確認する
- トレードする通貨量を決める
- スプレッド × 通貨量を算出する
今回ご紹介する方法は、GEMFOREXだけでなく他のFX業者で取引する際にも使えますので是非ご活用ください。
①トレードする通貨のリアルタイムスプレッドを確認する
まずは、MT4やMT5からリアルタイムスプレッドを確認しましょう。

MT4,MT5を開いたら、左上の「表示」から「気配値表示」を選択します。
気配値が表示できたら、どの通貨ペアの上でも構わないので気配値上で右クリック。
するとメニューが開くので、その中にある「スプレッド」をクリックします。
気配値の「!」列の中に書かれている数字が、各銘柄のリアルタイムスプレッドです。
②トレードする通貨量を決める
続いて、トレードする通貨量を決めましょう。
GEMFOREXでは上限ロット数が決められているので、その数字に達しない限りは自由にトレード量を調節できます。
ロット制限 | GEMFOREXの 全口座タイプ |
---|---|
チケット単位のロット制限 | 50 |
1口座保有可能ロット数 | 無制限 |
③このトレードにかかるコストを算出する
リアルタイムスプレッドと取引数量を決められたら、そのふたつをかけてみましょう。
この計算によって算出された数字が、この取引におけるスプレッドコストです。
例えば、GEMFOREXでスプレッド1.5pipsの通貨ペアを10万通貨分トレードするとなると...
1.5pips×10万(通貨)
=15万pips=1,500円
1,500円が取引コストになります。
GEMFOREXで発生したフラッシュクラッシュについて
FXでは、「フラッシュクラッシュ」と呼ばれる原因不明の瞬間的な相場の急落が起こることがあります。
このフラッシュクラッシュが起こるとスプレッドもかなり拡大するのですが、GEMFOREXの場合はどれほど広がるのでしょうか?
過去に起きたフラッシュクラッシュの際のデータをもとに、拡大を検証していきましょう。
2019年1月3日のフラッシュクラッシュ(米ドル/円)
2019年1月3日の早朝に、米ドル/円でフラッシュクラッシュが発生しました。
わずか6分ほどで108円から104円台まで大きく下落し、強制ロスカットされてしまう人が続出したようです。
正月早々、ドル円のフラッシュ・クラッシュ、すごい…
アップルの下方修正をきっかけにドル円が下げ始めて、108円あたりのストップを巻き込んで急落し流動性が枯渇、フラッシュ・クラッシュへ――みたいな感じでしょうか。簡単にまとめておきます pic.twitter.com/uavPvkfmPX
— 高城泰 (@takagifx) January 3, 2019
このとき、GEMFOREXのスプレッドも大きく拡大しました。以下のツイートは、当時GEMFOREXで取引をしていた人が投稿したスプレッド拡大の記録です。
昨日の暴落時のGemforexのスプレッドです。。 pic.twitter.com/KvjyLiOvjg
— 虎太郎 (@wh84910106) January 4, 2019
米ドル/円のスプレッドはなんと172pipsまで拡大しています。急落だけでもかなりきついですが、加えてスプレッドもここまで広がってしまうとほとんどの人はロスカットされてしまったのではないでしょうか。
フラッシュクラッシュが起きる原因については様々な説があるのですが、このときはアップルの売上見通し引き下げに伴うリスク回避の動きが大きいとされています。
年末年始などの市場参加者が極端に少なくなるタイミングは、流動性が大幅に減少するためこうした現象が起きやすくなります。対策としては、なるべく取引を控えるようにしておくのが安全です。
ユーザー側に非のないスプレッド拡大の場合、GEMFOREXは積極的に損失補てんを行っています。損失補てんを受けたい方は、スプレッド拡大時のログと共に、GEMFOREX公式に問い合わせてみてください。
過去の損失補填に関しては、GEMFOREX(ゲムフォレックス)の評判・口コミをまとめた記事で解説しているので、参考程度にどうぞ。
GEMFOREXのMT4/MT5で通貨ペアのスプレッドを表示させる方法
最後に、GEMFOREXのMT4に通貨ペアのスプレッドを表示する方法をご紹介します。
- MT4/MT5にログイン
- 気配値の表示
表示方法自体は難しい作業ではありません。ぜひ参考にしてみてくださいね。
①MT4/MT5にログイン
まずは、GEMFOREXのMT4/MT5にログインします。
※まだMT4をダウンロードしていない方はこちらから。
赤枠内に、それぞれログインIDとパスワード、サーバーを入力してログインしましょう。
もし上記情報を忘れてしまったら、口座開設時に届く「口座開設完了メール」か、マイページの口座情報よりご確認ください。
②気配値の表示
MT4の左上にある、上下に矢印が書かれたボタンをクリックしてください。
すると以下のような画面が表示されます。これが、現在の通貨ペアの価格を見るための"気配値"です。
この中の「!」列に書かれている値がリアルタイムスプレッドになります。
関連:GEMFOREX(ゲムフォレックス)のMT4
まとめ
今回はGEMFOREXのスプレッドについて解説してきました。
- FX他社と比較すると広い傾向
- 豪華なボーナスや自動売買が可能
- スプレッド以外に魅力あり
- 業界最狭水準かつ取引手数料がゼロ円
- FX他社と比べても圧倒的な低コスト
スプレッドの狭さを重視するなら、ロースプレッド口座はかなりおすすめです。
初回入金額30万円がネックにはなりますが、ボーナスが活用できるオールインワン口座で資金を貯めてから利用するのもよいでしょう。
口座開設はもちろん無料です!
関連:GEMFOREX(ゲムフォレックス)の特徴を初心者向けに徹底解説