【インタビューあり!】GEMFOREXの安全性を徹底調査!

2019年になって2ちゃんねるやSNSでは海外FX業者であるGEMFOREXの話題が増えています。

レバレッジ1000倍、乗り換えキャンペーンや100%ボーナスプラン、損失補てん騒動など、ポジティブな話題に事欠かないGEMFOREXですが、果たして信用できるのか。

気にはなるけど安全性はどうなの?海外FXで取引するならまず安全面を重視したい!

そんな声に答えるために、ここではGEMFOREXの安全性に特化したまとめをしています。

見出し毎に安全面を8つに分けてみました。

安心安全はFX取引の大前提。注意深くチェックしていきましょう!

会社の概要

GEMFOREXの会社概要

この章では、GEMFOREXの会社概要についてみていきます。2019年6月から本社をニュージーランドに移したGEMFOREXですがその実態はどうなのでしょうか?

公式サイトの情報を紐解いていきましょう。

2019年5月時点、GEMFOREXの登記上住所はニュージーランドのオークランド(Auckland)にあります。

指揮をとるヘッドオフイスを香港に構え、ディール業務はベトナム支店、その他営業ブランチをUKとバヌアツにおいています。

資本金は1億ドルということで、潤沢な資金がありますね。

取締役に日本人を連ねることからGEMFOREXでしばしば評判になる手厚いカスタマーサポートの理由も頷けます。

社員数52名ということで印象より大所帯。規模で安全性を量ることはできませんが、一定の信頼感はでますね。

グローバルに展開している点もポジティブに評価したいです。

Forex awardsに選定されたGEMFOREX

FXブローカーに与えられる賞も3年連続で受賞しています。
このあたりは安全性を打ち出すブランド戦略のような気もします(笑)
http://theforexawards.com/より

楽天リサーチによるGEMFOREXの安全性

楽天リサーチでも評判は上々です。
会社の構成・資本力から見る安全性は・・GOOD

登録ライセンスからみる安全性は

金融ライセンスはニュージーランドで取得

GEMFOREXはニュージーランドで金融ライセンスを取得しました。(2019年6月)

ニュージーランドで金融ライセンス取得ニュージーランドで金融ライセンス取得

ちなみに他の海外FX会社の金融ライセンス取得の有無は以下の通り。

海外FX会社 金融ライセンス
GEMFOREX ニュージーランド
XM キプロス
TitanFX ニュージーランド
AXIORY ベリーズ
Land-FX ニュージーランド

TitanFXやLand-FXと同じニュージーランドでの取得をしたようです。

ライセンスを持っていない時にインタビューした事があったのですが、運営側の回答は以下の通りでした。

ゲムフォレックスアイコン

GEMFOREX担当者
海外FXユーザーの間では周知のことですが、過去にはキプロス金融ライセンスを保持したFX業者が日本在住者に向けた営業をする、というスキームが一般的でした。
しかしながら、日本当局の圧力もあり、現在キプロス金融ライセンスの元では、ほぼ日本在住者に向けた営業は行えなくなっております。
そこで本体とは別の法人を設立し、セーシェルやベリーズでライセンスを取得し日本在住者向けに営業する動きが主流化しました。
実際のところセーシェルやベリーズの金融ライセンスはライトレギュレーションの位置付けであり、世界的にはあまり認められていません。端的に申し上げて、このライセンスは顧客資金の安全性に寄与しません。

(中略)

当社は現在、ある国のライセンス取得に向け当局へ必要書類を提出している段階です。

こちらはベリーズ・セイシェルといった国際金融の中で力をもたないライセンスではなく、一国の正式な金融ライセンスとして認められています。信用度の最も高いライセンス取得の一つです。

GEMFOREXにとっても、私たちユーザーにとっても金融ライセンス取得は大きな一歩。信頼性の担保として十分な効果を発揮してくれる事でしょう。

むしろ今まで何でライセンス取ってなかったの!って感じですけれど(笑)

続いて、信託保全について見ていきましょう。

信託保全の有無

金融ライセンスの次に気になるのが資金管理の仕方についてです。ぜひ安全に私達の資金を保管して頂きたいものです。見ていきましょう。

GEMFOREXは公式サイト上で「GEMFOREXは、お客様の運用資金と同額の資金を分別保管しております」との記述が。

金融ライセンスを所持していない時は「信託保全って書いてあるけどどうなの?」と言った声も多かったのですが、ライセンスを取得した今はそんな声すら聞かなくなりましたね。

さらに、2019年10月時点で口座開設数22万以上(公式サイトより)。

老舗の海外FX会社XMの100万口座には及ばないものの、流動性はかなり担保されていいます。もし取引をして利益が出たなら、安全を期してこまめに出金することをおすすめします。

運営期間からみる安全性

GEMFOREXの運営期間は6年間

安心材料として運営期間をみることも非常に大事です。

GEMFORWEXは現在6年目。元をたどれば2010年、EAを無料で利用できるサービスから始まりました。

このサービスはGEMTRADE社が運営しており、そのGEMTRADEからFXブローカー部門が発足しGEMFOREX社が設立(2014年)、今に至ります。

GEMFOREX設立の経緯

FX業界のプレイヤーとして足掛け9年の実績は、素直に安心できる材料です。
他の海外FX業者と比較しても見劣りしませんね。

FX業者 運営歴
XM 10年
GEMFOREX 9年
Land-Fx 7年
AXIORY 7年
titanFx 5年

やはり、運営歴・金融ライセンスともに圧倒的なのがXMでしょう。次いでGEMFOREX、Land-FXが続きます。

続いて、注文方法について見ていきます。

オーダーの処理はECN方式

オーダー処理はECN方式

では、注文の処理の仕方は安全か確認してみましょう。

まず前提として、FXは顧客のオーダーDD方式かNDD方式で処理をします。これらは以下の特徴があります。

  • DD方式(ディーリングあり、相対で取引を相殺)
  • NDD方式(ディーリングなし、インターバンクに直接流す)

それぞれ簡単に解説します。

DD方式

DD業者とは

DD方式とはOTC方式とも言い、直接インターバンクに注文を流すのではなく、相対で各顧客の注文をさばく方式です。分かりやすく言うなら「客の注文をノんで運営する」やり方。

日本のFX業者の大半はこちらであり、潤沢の資金と運用体制があるFX企業にとっては一般的な処理方法です。安全面も十分に担保されていますので心配はいりません。

NDD方式

NDD方式とは

NDD業者とは、NDD(Non Dealing Desk)方式を採用している業者の事で、注文を直接インターバンクに注文を流す仕組みを利用しています。

海外FX業者の多くはNDD業者です。NDD業者は顧客の勝ち負けが利益に影響しない事から、透明度の高い取引をしていると言われていますね。

ちなみに、NDD業者はさらにECN業者とSTP業者に分かれており以下の違いがあります。

  • ECN方式・・・電子取引所を介してノミはしない取引
  • STP方式・・・ブローカーがいったんノミをする取引

GEMFOREXは、ECN方式をとっています。このECN方式を詳しくご説明しましょう。

ECN方式・・・電子取引所取引が採用されており、インターネット上にある取引所で市場参加者が自由に売買する取引方法。スプレッドが低い代わりに、取引ごとに手数料が発生します
(GEMFOREX公式ページより)

処理方式について、他社との比較表がありますので参考にしてみてください。

海外FX会社の口座タイプ比較表

上の比較表を見た所、ECN取引が一般的で安全な処理方式です。

ただしGEMFOREXを特集する他サイトを分析すると「GEMFOREXはDD方式では?」との指摘もちらほら。

こうなると安全面で問題無しとは言いづらいですね。ネット上の評判と公式ページのズレがあるなら、早く解消して安心させてほしいものですね。

「リクオートと約定拒否の追放」と宣言している点や、オーダーがほぼ100%約定する点、ゼロカットシステム(後述します)を採用している点をふまえますとNDD業者である可能性は限りなく高いですが真偽のほどはわかりかねます。

いずれにせよトラブルが起きている事案は見受けられません。

関連:GEMFOREXはNDD方式でもあり、DD方式でもある

ゼロカットシステムとハイレバレッジ

海外FXでは「追証の免除」という特有のサービスが特徴です。

これをゼロカットシステムといい、GEMFOERXも採用をしています。

国内FXでは追証=借金を背負うことがありますが、海外FXブローカーでは業者が損失分を補填しユーザー負担をゼロにします。

2019年1月3日の朝日新聞デジタルの記事では、アップルショックと言われる為替の急激な変動について取り上げています。

参考:金融先物取引業協会HP内「モニタリング関連資料」に「1月3日為替相場変動に係るロスカット等未収金発生状況(速報値)の公表について」より抜粋
金融庁によるロスカット未回収について

この時は国内業者でFX取引をしていた個人6389件に対して追証が発生。808億円の借金を抱える事態に追い込まれました。

808億円の借金を抱えたのは顧客ですから、808億円の利益は国内FX会社という事になりますね。

FXはリスクが高い取引と言われますがマイナスを背負うことを避けたい方は、海外FXをおすすめいたします。

GEMFOREXも追証なし・ゼロカットなので借金リスクという観点から見ると、非常に安全なFX会社。

もちろん、金融ライセンスを取得しているXMなどの方が総合的にみれば安全性は上ですが(笑)

GEMFOREXのゼロカットシステムについてもっと知りたい!という方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

安全性の話が終わった所で、続いてはレバレッジについて見てきましょう。

レバレッジ

レバレッジは1000倍です。1000倍のレバレッジが利用でき、かつゼロカットシステムということで、大きな取引が可能になります。
なお既出の画像にレバレッジ別の項目がありますので改めて添付しておきます。

海外FX会社のレバレッジ一覧表

レバレッジに関しては文句の付け所なしですね。海外FX最大手のXMですら888倍ですからレバレッジ1000倍のGEMFOREXに軍配が上がります。

約定拒否や出金拒否はあるか?

出金拒否と約定拒否について

安全性を問う際にもっとも神経質になるのが出金。海外FX業者は玉石混交で、本物の業者もいれば1年以内にいなくなってしまう業者もいます。

そんな海外FX業者が本物か偽物かを見分ける重要なポイントが出金拒否の有無です。

せっかくの利益が出金できないのでは意味がありません。FX会社を安全性は出金周りの評価で決まると言っても過言ではありません。海外FX業者が出金拒否をすればすぐさまSNSは反応し、スレッドが立ち上がり、瞬く間に拡散されます。

隈なく調べましたがGEMFOREXの出金拒否は、SNSやTwitterで見当たりません。

むしろ出金対応が早いという評価の声が多く、出金周りは安全と言えます。

出金拒否の不安はどのFX会社にもついて回る話ですし、出金に関するツイートも多く見かけましたが出金拒否された報告などはありませんでした。

なお、公式サイトでGEMFOREXは出金拒否について見解を表明しています。

なにやら

  • システムのバグをついた詐欺まがいのトレード
  • 規約違反のトレード

が過去にあったようで、それについては拒否をしたとのこと。一応公式サイトの全文を載せておきます。

結論から申し上げると、出金拒否を行った事は今まで一度もございません。
しかしながら、お客様に出金拒否と判断されてもおかしくない対応を行った事は過去に4回はございます。
(中略)
通常であれば1営業日以内に出金処理を行わせて頂く中で、利用規約違反の疑いのある方で平均3営業日、ヒヤリングなどが必要になる方でも7営業日お待ち頂いた方が最長になりますが、あくまでもお客様にご理解を頂いた上でのヒヤリングを行いますので、7日間当社から何も連絡を行わなかったケースはございません。

ただし、前述の4回に関しては例外でございます。

・1つは当社システムバグによるもの。
・3つは到底受け入れがたい悪質なトレードによるもの。

1つ目は、当社にも責任がある為、お客様と協議しながら、互いの妥協点を見つけ出し数週間後に円満解決する事が出来ました。
2つ目の3件は、厳格な処置として対応させて頂きました。

おそらく、この3件の方が腹いせに2chなどで書き込みをされているのではないかと思います。
参考「GEMFOREXの2chで噂の出金拒否について経理担当者が答えました」より抜粋

FX業者自らが出金拒否について見解を述べるのは他社で聞いたことがありませんね。

顧客の不安と向き合う姿勢は個人的にとても評価できます。

なお、約定拒否についても特にSNS上で問題視すべき投稿はありませんでした。

管理人の経験では、約定拒否は起きたことがありません。5年の取引のなかで結構勝たせてもらっていますが、ストップ狩りをやられた経験もありません。

ちなみにGEMFOREXはスキャルピングや同一口座内での両建てを禁止していません。

ドル円は、今のところロングショートどちらもプラススワップです。安全に利益がでるので試してみる価値があるのではないでしょうか。

最後に、銀行送金について見ていきます。

入出金の安全性について

入出金の安全性
GEMFOREXでは国内送金先を保有していますのでクレジットカード以外でも対応が可能。

みずほ銀行にて対応をしています。現在のところ、国内送金が可能なのは以下の3社(XM,TAITAN,GEMFOREX)のみ。決済インフラも充実しているので利便性・安全性ともに高いです。

安全性とは関係ありませんが、出金についても触れておきます。

1度も取引せずの出金の場合4500円の手数料がかかり、国内銀行への出金は何度やっても原則手数料無料です。

海外の口座への出金を依頼する場合月1回までは無料、2回目以降は、20万円以下は4500円、20万以上は2%の手数料が課されます。

国内への出金は何度でも無料というのはありがたいですね。

GEMFOREXの安全性についてのまとめ

安全性のまとめ
結論としては、実際の運営は極めて安全にしているが、ライセンスがないので使い方は注意!!と言った所でしょう。

安全性についていままで見てきた事を、軽くまとめておきましょう。

GEMFOREXの安全性 まとめ
・登録ライセンスの種類
→ニュージーランドで取得。

・信託保全の有無
→完全信託保全で顧客の資金は確保。

・運営期間
→運営期間は約9年。FX会社としては6年を誇る中堅~老舗と言った所。特に問題はなし。

・オーダーの処理はECN方式
→ECN方式という透明度の高い方式を採用している。海外FXの中でも安全性は高めか。

・ゼロカットシステムとハイレバレッジ
→ゼロカットシステムとハイレバレッジも文句なし。ゼロカットがしっかりされたとの報告も。

・約定拒否や出金拒否はあるか?
→出金拒否は何回かある。ただし、顧客の不正利用した場合のみか。約定拒否の報告はなくむしろ、約定率は高め。

・入出金の安全性について
→国内送金に対応している数少ない海外FX会社。入出金も問題なく行われている。

今まで気になっていたライセンスの問題も2019年6月に解消された今、安全性においては心配する必要はないでしょう。

金融ライセンスを含めたGEMFOREX全般についてをGEMFOREXマネージャーに直撃インタビューした記事がありますので参考にしてくださいね。

口座開設したい方・GEMFOREXの公式サイトを見たい方はコチラからどうぞ!

げむめし管理人情報
     
げむめし管理人クスノキ達也
クスノキ達也
GEMFOREX(ゲムフォレックス)歴8年三児の父。海外FX歴は10年以上。様々なブローカーを渡り歩いてきたが、現在はGEMFOREXのみ利用している。GEMFOREX経営陣との繋がりを持ち、当サイト「げむめし.com」にて他にはない独自情報を発信中。

Twitterでフォローしよう